村上ひとしの市政レポート



ラグビー観戦でしびれる


 冬はラグビーシーズンです。私もラグビーをしていた者として、この時季のラグビー観戦を楽しみにしている1人です。しかし、近年はテレビでの放映が激減しており、残念です。日本では競技人口やファンの少ないスポーツですが、その反面、一貫した熱烈なファンが定着しているのも事実です。アマチュアスポーツでありながら、国立競技場に数万人の大観衆を集めるのもそうした背景だと思います。また、あるチームを特別に応援するというのではなく、勇敢に試合に臨む両チームの選手とラグビーそのものを愛するファンの存在があることも、このスポーツの特徴であると思います。

 高校・大学・社会人など、頂点を極めようとするチームは一人ひとりの防御力(ディフェンス)が卓越しています。優れた技術と共に痛みや恐怖心を乗り越え、チームのために自らを犠牲にする勇敢で強烈なタックルにはしびれてしまいます。こうした、攻撃的で捨て身のタックルから瞬時にチャンスに切り替わります。これは人生やあらゆる組織の前進にも共通していると思います。今年も、ラグビー観戦であらためて勇気と万年青年の心をもらいました。この気持ちで市政改革に挑戦したいと思っています。

 私はテレビ観戦をする時、真剣で勇敢に試合に臨む選手達に申し訳ないような気がするので、いつも正座をしてしまいます。今年も、勝っても負けてもお互いの勇気をたたえ合うスポーツ、ラグビーに心も脚もしびれました。

 目次 


           


Copyright(C) Hitoshi Murakami All right reserved.