村上ひとしの市政レポート



青葉中央公園の紅葉


 青葉中央公園の紅葉が真っ盛りです。青葉通り側のグラウンドから入り、サイクリングロードに抜ける小道の紅葉が特に見事です。途中に小さな橋もあり、落ち葉を踏みしめながらの散歩は、ちょっとした山歩きの気分が満喫できます。この小道に入ると、犬の散歩などで行きかう人とも、不思議と気軽に挨拶を交わせるようになります。小さな細い道だからでしょうか。そういう意味でも、まさに山道です。美しい紅葉と人とのふれあいが、目に保養とすがすがしい気分を与えてくれます。

 この公園は、双子の娘が幼い頃、近所の友達と公園の林の中に秘密基地をつくって遊んだり、初めてスキーを滑り、自転車にも乗れるようになった場所です。

 しかし、最近は、子供同士で遊ぶ姿がめっきりと減ったような気がします。少子化と塾通いなどの影響でしょうか。地域社会の中で子ども達の姿が見えなくなっているような気がします。子どもは、家庭と地域、そして学校が連携し、共に見守ってこそ豊かに成長できると思います。

 お年よりは、年金の引き下げや医療・社会保障の切捨てで、明日に生きる希望が持てない社会。労働者は、雇用の規制緩和と人間らしく働くルールの崩壊により、仕事と生活設計に希望が持てない社会。今度は、いじめによる自殺や競争教育の激化により、子どもが将来に希望が持てない社会。いったいこの国は、どういう人が希望の持てる社会になっていくのでしょうか。

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