村上ひとしの市政レポート



懐かしいグラウンドに立つ


 先日、所用で砂川に行った帰り、母校の砂川南高校のグラウンドに寄って来ました。現在は生徒数の減少で、砂川南と砂川北が合併し、新しく砂川高校になりました。

 ラグビー部も二十年前に廃部になっています。夜だったこともありますが、町全体にも活気が感じられなく、少し寂しい気持ちになりました。

 このグラウンドでラグビーの練習に何千時間を費やしただろうか。そう思いながら、ゆっくりと一周しました。グラウンドの隅々まで知り尽くすほど泥だらけの毎日。

 練習が辛く、今日こそ練習が終わったらラグビー部を辞めよう。そう思い続けた一年生。彼女と手をつなぎ、楽しそうに通り過ぎる男子生徒を羨ましく思いながら、ラグビーの魅力にのめり込んでいく二年生。勝つためのチームづくりと戦略にこだわった三年生。

 高校三年間は、目標と任務を明確にし、耐えながら挑戦し続ける事の重要性を学んだと思います。今までの人生で最も充実し、人間として成長させてくれた三年間とグラウンドです。暗闇の中、鮮明な記憶が走馬灯のようにグラウンドに投影されています。こら!村上!そんなことで市議会議員の予定候補が務まるか!と鬼監督の声も聞こえそうです。

 今度は、市民の切実な声と要求を議会に届け、その実現のために奮闘する議員を目指してトライです。来年4月の投票日まで、やるべき事を全てやり尽くす覚悟で懐かしいグラウンドを後にしました。

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