お父さん違うよ中学校に通う双子の娘たちが夕張マウントレースイ国際スキー場へスキー授業に行きました。今シーズンは1度もスキーに連れて行ってあげられなかったので、娘たちにとって初滑りです。3歳の頃、近くの青葉中央公園で初めてスキーの練習をさせて以来、毎年スキー場に連れて行ったものです。しかし今年はスキーへ連れて行けず、楽しみにしている娘たちに申し訳なく思っています。 そんな後ろめたい気持ちもあり、夕食時「スキー授業、上手く滑れたか?」と優しい口調で娘たちに聞いてみました。すると、その質問を待ち構えていたかのように「父さん違うよ!今はカービングなんだって。スキーをそろえて滑っていたら先生にオモイッキリ指摘されたサ」との事です。 確かに、娘がスキーを始めた頃から、既にカービングスキーが主流になり始めていました。しかし、流行に飛び乗るのが嫌いな私は、あえて昔からのスキー板を買い、我流の滑りとスキーの楽しみ方を娘たちに伝えてきました。それでもスキーを充分に楽しめたし、娘たちも不便なく滑ることができていました。 私は娘の話しを聞き、カービングスキーを持ってない生徒はどうするんだよ。と思いながらも、「そうか、今度はカービングやスノーボードもやってみるか?でも、昔の滑り方も大事だよ」と半分言い訳じみた話をしてしまいました。昔はスキーといえば、みんな同じスタイルのスキーでした。面倒でお金のかかる時代です。 |
Copyright(C) Hitoshi Murakami All right reserved.