村上ひとしの市政レポート



日本共産党市議団の値打ち


 「人の命が大事にされる政治に切り替えたい」。この思いが北海道勤医協に勤めてきた私の候補者としての原点であります。

 お年寄りに対し、お金の切れ目が命の切れ目、まさに、弱い者を狙い撃ちにし、命を軽視しているのが、自民党、公明党の政治です。

 時代劇なら、そろそろ悪者が成敗される時間帯です。

 大企業とほんの一握りの資産家だけが優遇される社会や政治に未来はありません。今こそ自民・公明の悪政にピリオドを打つときです。

 いま札幌市では、高すぎる国保料のため「払いたくても払えず」1万件以上の世帯に資格証明書が発行されています。そのために、亡くなられる市民も複数発生しています。この問題はまた、子供の教育にも深刻な影響を与えています。

 小川勝美市議が議会で取り上げました。小中学校の修学旅行や宿泊学習があっても、保険証の写しを持っていけないという実態を示し、せめて、子供のいる世帯に対しては、資格証明書の発行を止めるべきだと、強く迫りました。この質問に対し、札幌市は柔軟に対応することを約束しました。『この子に、胸を張り修学旅行に行かせたい』という、親の気持ちを考えたとき、この質問が、どんなに大きな意味を持っていたか。

 格差社会が大きな社会問題になり、生活弱者と云われる方々の、切実な声を議会に届け、その実現を迫る日本共産党市議団のなくてはならない値打ちが、ここにあるのではないでしょうか。

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