ひとしカフェ04「うたごえは平和の力〜みんなで歌おうあの日の授業と軟弱者」



 日時 2006年6月23日 18:00〜
 場所 厚別区民センター視聴覚室

 6月23日、札幌市の厚別区民センターで村上ひとし市議候補とともに、歌をとうして教育基本法や憲法を守ることの大切さを学ぼうと「ひとしカフェ04 うたごえは平和の力〜みんなで歌おう!あの日の授業と軟弱者〜」が開かれました。ひとしカフェは、07年の札幌市議選で小川勝美市議とバトンタッチする村上ひとしさんを囲んでのカフェタイムです。

 1回ごとにテーマを決めて、そのテーマにそったゲストと村上ひとしさんと一緒にさまざまな角度から話し合います。

 世代を超えた厚別区民の交流の場を作ろうと厚別在住の青年がはじめました。今回は、北海道憲法改悪反対運動推進センター事務局長大地巌さんをゲストにむかえました。フォークシンガーの笠木透さんが作られた、新しい憲法の「戦争放棄」を、始めて先生が授業で生徒に教えたときの先生の姿が、輝いて見えた生徒の気持ちを歌った「あの日の授業」と、どんなことがあっても戦力は持たない、何があっても戦争はしないと硬く決意した日本国民の持つべき想いを歌った「軟弱者」を高教組の野上徹哉さんのギターと歌唱指導、大地さんによる音楽の授業形式でおこなわれました。

 大地さんは、「憲法の学習は、憲法を暗記することではなく、憲法の持っている想いをいつも自分がわすれないことです。歌はうまい下手でなく、感情を込めることで決意が伝わります。うたうことで感性で心をつなぎ、今度は自分のことばで明解でなくてもいいから熱っぽく憲法を語って、運動を広めよう」と参加者に訴えました。

 歌の授業を通して、70代から20代までの参加者全員が、憲法、戦争、学校教育などに触れて感想を出し合いました。参加した20歳の女性は、「強い決意で、我々若者が憲法を守っていかなければならないと感じています」と感想が語られました。村上さんは「自分が声を出して歌うことで、自分のことばで、憲法、教育基本法を訴えることの大切さを学びました。このような機会をこれから何度も作って、誰もが気軽に参加して、憲法の精神に触れ、今守ることの重要性を感じてほしい」と話しました。




           


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